当園では、ホッキョクグマの繁殖を目指して獣舎を改修し、メスの寝室の隣に産室も設置しました。
プールは、 毎日水を交換し、清掃しています。しかし、水浴びの後も体がぬれたままのため、藻類が増殖したと考えられます。
ホッキョクグマの体に藻類が付いていても、健康被害はありません。気温が下がると自然に色は消えて白くなります。
薬剤を散布すれば、一時的に緑色は消えるでしょうが、ホッキョクグマにはいやな経験の記憶が残ります。
それにより、寝室に入らない、特にメスが産室に入らないとなれば問題です。
ホッキョクグマの繁殖を成功させるためには、まず、その繁殖に支障になると考えられることは避けなければなりません。そこで、薬剤は使用せず自然に任せることを選択したのです。
今年は、猛暑日が続きましたが、ホッキョクグマたちは元気です。
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